書評メモ:一生 虫歯・口臭に悩まない新ルール: 98%の歯医者ですら知らない 奇跡の善玉菌ブリス

www.amazon.co.jp

過去オーラルケアのためのいくつか本を読んでいたが、虫歯菌について書いてある本とで読んでみた。

  • ミュータンス菌(虫歯菌)は、生後19~31か月の期間に母子感染を防げれば、その後大きく定着することはない。
  • 離乳食から歯が生える時期の過ごし方が大切
  • ジンジバリス菌は歯周病の原因となる菌で、歯が生え始める時期に感染すると言われているが、人によって大人になってパートナーから感染するケースもある。
  • 発酵食品をとることで善玉菌を摂取できる
  • 善玉菌は人に良い影響を与えるといわれている
  • 健康を保つためにできるだけ有益な善玉菌を摂取する必要がある
  • 人が細菌を抑えるために獲得した免疫系に対して、細菌が必ず反撃してきた過去の歴史がある
  • 最近になって厄介なのは細菌が自分の構造を人の細胞と同じような構造にすること(擬態)で、血管周辺まで免疫からの攻撃を逃れられるようになってきた
  • 人が細菌を殺すための道具として用いている活性酸素がヒトの遺伝子まで傷つけてしまい、癌を発生させることがわかってきている。
  • 過度な清潔が日本人の免疫力を昔に比べて弱くし、抵抗力を奪う原因となっている
  • 風邪をひきやすいとか熱がすぐに出るのは除菌文化のせいで抵抗力が落ちてしまっている可能性がある
  • 皮膚の表面にも常在菌が存在してその中には善玉菌も存在している
  • 歯周病や虫歯を起こさないための予防が万病の予防にもつながっている
  • 肺炎がたびたび起こると血液がかたまりとなりやすく、それらが血栓となり、脳梗塞を起こすことも確かめられている
  • 赤ちゃんの口の中には虫歯菌は存在しない
  • 食べ物の口移しやスプーン等の食器の共有、キスが多いということから最初の虫歯菌の感染源となる
  • ある人の虫歯菌のDNA鑑定をすると、その人の親にも同じDNAをもつ虫歯菌がいることが実証されている
  • 虫歯菌が感染する時期は、生後1歳7か月~2歳7か月